Linux

2010年はどんな年だった

時間が経つのは速いもので、もう2010年もあと3週間しかない。

クレヨンしんちゃんを見ていたら、しんちゃんがお父さん、お母さん、
自分にとっての今年のベストスリーというのをやっていた。
今年がどんな年だったか、まあいろいろあったが悪いことは抜かして
良かったことだけを思い出してみよう。
まずは今年がマーラー生誕150周年ということで、CD でずっと廃盤に
なっていたものを含め、様々なマーラーの CD が出たということだろう。
私にとってはレヴァインのRCAに入れていたマーラー交響曲集が
ソニーから再発売されたのが大きかった。
またバルビローリ、バーンスタイン、ジュリーニ、ラトル、シャイー等の
マーラーもよく聴いた。
本に関しては1Q84のBOOK3が出たのを機にして1Q84を全部一気に読んだ。
面白かった。そしてんでいなかった村上春樹作品、海辺のカフカやアフターダーク
等をほとんど読んでしまった。比較的最近の走ること について...を読んで
村上春樹という人間の強さをあらためて感じた。作家として特に長編小説を
書くために自分のからだをいかに鍛えているかに感心した。
同じく集中的に読んだのはカート・ヴォネガットの作品。
ソフトウェアに関しては不幸中の幸いというかWindowsが入っていたデスクトップ
が壊れてしまい、しかたなくML115というサーバマシンをメインに使うように
なったことで、メインに使うOSが久々にFedoraになり、Fedora上にWindowsに
負けないように利用環境を構築してきたことによりいろいろなことが改めてわかっ
たことだろう。Adobe Air なんてLinux環境ではじめてありがたさがわかった。
あとはVMwareを捨ててVirtualBoxに乗り換えた等々
とりとめもなく書いたがこんなところかな。

NTLDR is missing, Press any key to restart

会社から帰り、夕食を食べて、パソコンを立ち上げようと思ったら
NTLDR is missing
Press any key to restart

というメッセージが出てブートができなかった。
昨日、パソコンをシャットダウンするとき、再起動の画面が出てきて
BIOS の画面が出ている最中に電源スイッチを押して止めちゃった
から、ディスクが壊れたのかなと思った。
しかたがないので、CentOSのインストール用DVDを入れてレスキュー
モードで起動して、grub-install で grub を再インストールした。
これでうまくいくだろうと思ったのだけど結果は同じ。
大変あせってきた。
えーと、確か Fedora7 がどこかに入っていて、まだ Fedora8 に
アップデートしていなかったから、この際インストールしようかと
気を取り直してインストールしかけた。
Fedora8 のDVDを入れようとしたときに、パソコンを見ると、異変
に気がついた。
あっ、USBメモリがささっている。
原因はこれでした。
あっという間に1時間という時間を虚しい作業に費やしてしまった。
皆さんもブート可能なデバイスを入れっぱなしにしてブートできない
なんてことがないように、気をつけてくださいね。

CentOS 5.0 インストール

久々に OS のインストールをやりました。
https://www.ymdlb.net/pukiwiki/?CentOS%205.0%20%A4%CE%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%A4%C8%C0%DF%C4%EA
Xen を使って VM も二つインストールしたので、合計3回もインストールするはめになっ
てしまった。
一つ目の VM は当然 CentOS で試してみた。二つ目は Fedora Core 6 で作ってみた
が、特に問題なく作成できた。
しかしローカルにDVDイメージをマウントして、Apacheで見えるようにしてやるとインストー
ルは30分程度で終わってしまう。
Pentium D もまだまだ捨てたものではないな。

DELL が Linux 搭載 PC の販売を決定!

Dell,LinuxプリインストールPCの販売を決定,詳細は後日発表へ:ITpro
DELLは今まで、Linux を搭載した PC の販売をしていなかったのだけど利用者のアンケートの結果より。Linux 搭載機種の販売を決定したというもの。
私も、今 DELL Inspiron 9150 の上に SUSE Linux を載せてこのブログを書いている。買った当初は、NICが認識されない、サウンドカードが認識されないと苦労が続いたが、米DELLのWEBサイトに DELL 非公認のユーザーによるサポートの掲示板のようなものがあり、それを見ながらちょこちょことインストールを先に進めていきました。しかし、ドライバーのソ-スをダウンロードしてコンパイルしたりするのは素人には大変難しいというか、何をしているのかわからないことだと思うし、ひとつ間違うと一からインストールし直すハメになります。
かく書いている私も一応コンピューター・エンジニアですが、何回インストールし直したかわかりません。一度設定を誤ってしまうと、それが元に戻せず、いろいろいじくっているうちに収集が着かなくなって、結局再インストールということになってしまうんです。
しかし、今回のDELLの決定により、格段に安く Linux 搭載 PC をゲットすることができるようになると思う。

Red Hat(RHEL)の肥大化

Open Tech Press | Red Hat Enterprise Linux 5のリリースを機に再燃する「汎用OS不要論」――Linuxディストリビューションの肥大化に批判の声
私もベータ版をダウンロードして思っていたのですが、あまりにも詰め込みすぎですよね。サブスクリプションビジネスをやっているなら、基本部分を少なくして安くして、オプションを増やして必要なオプションのサブスクリプションを追加できるようにするべきだと思うんですが。
まあ、Red HatもMicrosoftと同じような道を歩みつつあり、オープンソースのイメージが段々薄れてきてしまっています。
しかし、一般企業にとっては、それが安全に見えて採用するところが多くなっていくのでしょうね。

まだまだ波紋を呼ぶMSとNovellの提携

「Samba」開発者のAllison氏がNovellからGoogleに,MSとの特許提携に抵抗:ITpro
NovellとMSの提携の発表から随分と時が経過しているが、Novell内部からも、Novellを離反するメンバーがでてしまった。
opensuse 利用者としての私としては、opensuse が変にMSよりになってしまって、他のOSSコミュニティの協力を得られなく
なるというのが一番心配なことだ。