クラシックCDガイド – 現代の名演奏を聴く

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最近クラシックの名盤紹介ものの本を古いものから新しいものまで、
いろいろ読んでいる。

いま読んでいるのは下記の本

クラシックCDガイド
現代の名演奏を聴く
石原俊

現代の演奏をサイモン・ラトルとほぼ同年代の演奏家に絞ってCDの
名演奏を紹介している。


そこで取り上げられているもので聴いたことがあるものについて
考えてみた。

ベートーヴェンの交響曲第5番
ラトルウィーン・フィルのものが紹介されている。

これが現代の基準になるものやら?

このCDが発売されるのは非常に期待していた。発売と同時に
買って、何か(自分の好みと)違っていて一辺に期待が萎んで
しまった。

また、同時に納められているチョン・キョン・ファのブラームス
のヴァイオリン協奏曲も納得がいかないものだった。

そういうわけで、このCD、中古屋に持っていって売ってしまって
すでに家にはない。

続いて

ベートーヴェンの交響曲第9番
ガーディナー、オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク他

これは全集で買って取り敢えずまだ家に残っているということは
何らか良いものがあったか、まだすべて聴き終えていないかどちらか
だろう。

それぐらい印象にないのだけど、この本では絶賛されている。

改めて聴き直してみたが、やはり、何か違うと思ってしまう。

何が違うのか自分なりに考えてみたのだが、自分なりのベートーヴェン
の音楽の印象はもっと重厚なものであって、さらっとしたり、うすっぺらり
したこれらの演奏には違和感を感じてしまうのだ。

自分なりのベストは運命だったらブーレーズ、ニューフィルハーモニア
オーケストラ、第9だったらクレンペラー、ジュリーニ、セルなど
20世紀の大指揮者のものだろう。

現代の演奏に好感が持てないなんて自分も年をとったのだろう。
(ラトルよりは若いですけどね)

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