シャイーのマーラー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

昨年買ったCDにリッカルド・シャイーによるマーラーの交響曲全集がある。

買ってから何回か聴いているのだがどうも感動が得られない。
その理由を考えているのだが、醒めた演奏ということにあるのだろう。
バーンスタインやバルビローリなら作品への共感をうまく演奏に活かし
その結果が熱演という形で残る。
またカルロ・マリア・ジュリーニならあくまでも上品にメロディーを
演奏することで感動させることができた。
クレンペラーなら曲の構造を浮かび上がらせることに情熱を燃やし
それに感動することができた。


しかしシャイーの演奏からは、そのような情熱を感じることができない。

一体シャイーはマーラーを演奏する異に対してどのような意識を持って
いるのだろうか。
これが理解できるまで私はシャイーのマーラーは理解できないのだろう。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*